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鎌ヶ岳・御在所岳・上水晶谷 登山

      2019/05/06

5月3日に、鈴鹿の山へ登山に行ってきました。
GW前半は天気が悪くてなかなか登山に出かけることができませんでしたが、中盤になってやっと天気が回復してきました。

今回行ったところ

  • 鎌ヶ岳(1161m)
  • 御在所岳(1212m)
  • 上水晶谷(773m)

登山ルートとコースタイム

  • 累積標高差 :約1301m
  • 合計歩行距離:11.8㎞

鎌ヶ岳(1161m)

  • 累積標高差:約439m
  • 距離:約3.3㎞
コースYAMAP参考コースタイムコースタイム
武平峠→赤ガレ分岐00:4000:27(6:25〜6:52)
赤ガレ分岐→鎌ヶ岳頂上
※直登ルート
00:1500:20(6:52〜7:12)
鎌ヶ岳頂上休憩-00:18(7:12〜7:30)
鎌ヶ岳頂上→赤ガレ分岐
※巻道ルート
00:1000:10(7:30〜7:40)
赤ガレ分岐→武平峠00:3000:26(7:40〜8:06)

御在所岳(1212m)

  • 標高差:約440m
  • 距離:約4.1㎞
コースYAMAP参考コースタイムコースタイム
武平峠→御在所岳頂上01:3001:00(8:13:〜9:13)
御在所岳頂上休憩-00:23(9:13〜9:36)
※上水晶谷へ国見峠経由へピストン
御在所岳頂上お昼休憩-00:56(12:35〜13:31)
御在所岳頂上→武平峠01:0000:47(13:31〜14:18)

上水晶谷(773m)

  • 累積標高差:約422m
  • 距離:約4.4㎞
コースYAMAP参考コースタイムコースタイム
御在所岳頂上→国見峠
※裏道下山口経由
00:3500:21(9:36〜9:57)
国見峠→上水晶谷出合い01:1500:54(9:57〜10:51)
上水晶谷出合い休憩-00:23(10:51〜11:14)
上水晶谷出合い→国見峠01:3001:01(11:14〜12:15)
国見峠→御在所岳頂上00:2000:20(12:15〜12:35)

鎌ヶ岳〜御在所岳〜上水晶谷への道のり

6:00ちょうどに武平峠駐車場(三重県側)に到着。GW10連休で混雑の心配がありましたが、余裕で駐車ができました!ちなみに、中道登山道近くの駐車場はすでに満車状態でした。

武平登山口。武平駐車場からは道を横切り、トンネル直前まで歩くと登山口が見えてきます。


武平峠の分岐。左に行けば鎌ヶ岳、右に行けば御在所岳です。直進すると雨乞岳に行くことができます。今回は鎌ヶ岳に行くので、左に向かいます。


鎌ヶ岳の赤ガレが見えてきました。迫力がありますね!登りは直登ルートなので、このガレガレを登って行きます。石がグラついて足場が不安定だし、砂で滑るしでかなり登りにくいです。上級者ルートとのことなので、初心者は巻道ルートで登りましょう。

赤ガレを登ると、頂上まではこのような岩を手足を使って登ることになります。

鎌ヶ岳頂上!!1時間程度で登ることができました。

実は頂上直前でどこから登れば良いのか分からなくなりました。僕は真ん中の砂が黒くなっているところ(足跡)を登ってきてしまいました。ここが一番難関でした。頂上からみるとロープや鎖が張ってあるので、NGルートだったのかな・・・。

直登ルートを山頂から覗きます。かなり高度感がありますね(・ω・)雨の日は絶対に利用してはルートだと思います・・・。

鎌ヶ岳頂上より御在所岳。ロープウェイ山頂駅がよく見えます。今日は鎌ヶ岳を下山したあと、御在所岳に向かいます。

山頂からは鈴鹿スカイラインも良く見えます。

鎌ヶ岳を下山します。帰りは巻道ルートです。直登ルートとは違い、初心者でも歩けるルートにはなっていますが、ところどころ道幅が狭く、切れ落ちているところがあります。注意は必要です。

直登ルート、巻道ルート分岐まで戻りました。

武平峠まで戻ってきました。往復約2時間なので体力はまだまだ余裕!

エネルギー補給でナッツとドライフルーツを食べます。そして御在所岳に登り始めます。

御在所岳への登りの写真はこれ1枚しか撮っていませんでした・・・。
峠道ルートは急登となっており、写真のような岩登りもあります。踏み外しをしたり、すべったりすると一気に数10m滑落します。
歩行時間こそ短いものの、気をつけなければ大事故になるルートとなっておりました。

御在所岳の下山口に到着。もう山頂に着いたも同然です。

武平峠下山口から御在所岳山頂まではこのようなコンクリートが続きます。登山靴だと歩きにくい。

御在所岳山頂に到着(・ω・)御在所岳は3回目なので大きな感動はありませんでした・・。GW中ですがこの時間ではさすがに人も少なかったです。

一等三角点を東に向かった、ここが最高標高らしいです。こっちの方が山頂っぽいですね。ここからは雨乞岳方面が良く見えます。天気がよければ琵琶湖も見ることが可能です。

20分ほど山頂で休憩して、まだ9時台でした。最初の予定では鎌ヶ岳、御在所岳を登ってのんびりして下山を考えていましたが、予定変更を考えることに。

  • あまりに早く御在所岳に着いてしまった。
  • 遅くとも15時に下山できれば予定通り。
  • 遭難多発で有名なコクイ谷に、前々から興味がある。

考えた結果、コクイ谷方面へ国見峠経由で行けるところまで行くことにしました。

ということで、国見峠へ向かいます。行きはスキー場をあるき、裏道下山口から国見峠へ向かいます。最初はここでゆっくり昼寝でもしようと考えていました(・ω・)

おとなりの国見岳が良く見えます。

国見峠到着。ここからコクイ谷方面へは上水晶谷に向かいます。ここからは下調べ無しの道の世界です。地図で全体感を頭に入れ、GPSで迷わないように進みます。

上水晶谷登山道は結構キツイ(・ω・)

御在所岳の裏登山道〜中登山道のエスケープルート(バリエーションルート)に似た感じで、あまり整備されていなく、荒れています。
最初は水が流れている沢を、石を選びながら歩く感じで始まります。
その後もまた結構ツライ。

  • 落ち葉だらけで滑る。足が埋まる。
  • 案内の赤いテープが発見しづらい。
  • 神崎川の渡渉がある。←増水時は濡れずには無理なのでは・・・?

赤いテープで見当たらない!とキョロキョロしていると神崎川の岩にケルンがあったりします。向こう岸にもケルンがある場合は、渡渉しろ!ということになります。
渡った先で赤テープが見つかれば正しいルートのようです。
いや〜〜〜難しい!!

国見峠から1時間ほど降りると上水晶谷に到着します。
ここで一旦休憩。

水がとてもキレイです。2人ほど釣り人もいました。
さて、ここからどうするか悩みます。

  1. この上水晶谷からコクイ谷へ25分かかるとのこと。往復で50分。
  2. 国見峠からの下りで左膝が痛くなってきている。
  3. すれ違う人みんなテント装備をしていた。←難易度が高そうだとビビる(笑)

本当はコクイ谷を目にしたかったのですが、ここで引き返すことを決断しました。
コクイ谷出合いまで往復し、国見峠経由で御在所岳山頂は計算で2時間かかる。
お昼ご飯は御在所岳山頂で、と決めていたのでお昼ご飯が14時ごろとなってしまう。
そして左膝が痛み初めてきたので、何よりも御在所岳へ向かうことが先決です。最悪ロープウェイで下山も可能ですしね。無理はNGです!!

帰りも赤い目印を頼りに登ります。

ルートに悩んだ場合はケルンを頼りにします。ケルンはホント助かります。感謝の意味も込めて僕も1つ石を積んでみました(・ω・)

国見峠のハンバーガ岩に到着。ハンバーガ岩を超えるとこのような分技があり、左が国見峠、右が御在所岳直通となります。
上水晶谷登山道登りで左膝が本格的に痛み初めていました。


途中、可愛らしい花をたくさん見るようになりました。
調べてみると、タテヤマリンドウ(立山竜胆)という花だそうです。高山植物の1つだそうです。

ハンバーガ岩〜御在所直通ルートより。国見峠が良く見えます。
写真を撮り忘れしまいましたが、このルートは結構な急登で、ガレ場を登ってなかなかキツイです。左膝も痛んでいるし。

ガレ場を登り切ると、御在所岳スキー場に到着。最後の登りです!
このスキー場も地味ツライ!

御在所岳山頂にやっと戻ってきました。お昼ともなると山頂は大賑わいでした。

少し遅くなりましたが、僕もお昼ご飯にします。
実は今日初めての自炊なのです(・ω・)ショートパスタのペペロンチーノを作ります。初めての登山飯は上手くできるかな・・!?

完成です!!
割といい感じにできたのですが、唐辛子をハサミで切ったらボロボロになってしまい、100点満点とはならない結果になりました。。。
味は良かったので及第点といったところでしょうか。

さて、最後の踏ん張りです。下山開始です。

無事に到着。左膝の痛みが結構ピークにきており、写真を取る気力はありませんでした。

武平峠駐車場に到着。
やっぱりGW期間中なので混んでいますね。真ん中にある青い車と奥の車は駐車待ちではなく、駐車していました。両脇が停めれなく、真ん中も駐車場になっていたのでしょう。こんな停め方も有りなのですね。

帰りは湯の山温泉で疲れを癒しました。
御在所岳の帰りはグリーンホテルと決めていますので、グリーンホテルで温泉に浸かり、帰宅しました。

振り返り

鎌ヶ岳の武平峠ルートは初心者でも登りややすく、展望も良く、良い山でした。武平峠峠からの、鎌ヶ岳・御在所岳縦走は練習に最適だと感じます。
また、御在所岳より東方面の奥地は難しいルートだと感じました。
コクイ谷は遭難で有名ですが、武平峠から雨乞岳へのルートでも道迷いの声を良く聞きます。
今回は国見峠〜上水晶谷出合いまで初めて歩いてみましたが、御在所岳の登山道とはまるで違います。
地図、コンパス、GPSの大切さを初めて感じましたし、ルートファインディングで神経を使い、とても疲れます。
登りよりも下りの方が、「どっちに行けばいいのかな?」と考え込む回数が多かったです。
多分、上からの方が尾根がよく見えるので、分岐がたくさんあるように見えてしまいます。
下山時の方が体力も減っていますし、道迷いに会いやすいので、家に着くまでが登山だ!を忘れずに楽しい登山を心がけたいですね(・ω・)

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