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甲斐駒ヶ岳(日帰り登山〜北沢峠より)

      2019/09/01

8月25日に南アルプスの甲斐駒ヶ岳に登ってきました。
天気も良く、コンディションは最高でした。昨年登った仙丈ヶ岳の時と同様、仙流荘⇒北沢峠からの出発です。仙丈ヶ岳とほぼ同じだろうとイメージしていましたが、いろんな意味でキツかったです。
登ってみて実感したのですが、始発のバスに乗れば十分日帰りも可能です。

今回行ったところ

  • 甲斐駒ヶ岳(2967m)

登山情報

甲斐駒ヶ岳(2967m)

  • 登り    : 06:16〜09:16 → 3時間(休憩33分含む)
  • 降り    : 10:04〜13:16 → 3時間12分(休憩43分含む)
  • 累積標高差 : 1292m
  • 合計歩行距離: 8.5㎞

  ※登りは「双子山・直登ルート」降りは「巻道・仙水峠ルート」を利用しました。

仙流荘〜北沢峠まで

今回は22:00ごろに仙流荘のバス乗り場駐車場に到着しました。昨年は3:30ごろに到着したら満車寸前でしたので・・・・。
22:00では、一番近い駐車場に割と余裕で止めることができました。初めての登山での車中白です。寝袋もホームセンターの3000円ので快適に過ごせました。
(寝袋は12度以上用のものです。服装は半袖半ズボンでちょうど良かったです。)

そして翌日は3:40頃に目が覚めました。バスの乗り場の席取り状況を見ましたが、また1人のようでした。
なので、余裕をぶっこいてトイレに向かって戻ってきたら、急に人が集まってきました・・・。
僕も急いてザックを取りに行ってきましたが、ベンチ(24番目)に間に合いませんでした(;ω;)
4:00ちょうどでしたが、ベンチはダメでした。

↑の画像は、24番目のベンチに間に合わなかった僕のザックです(青のグレゴリーのやつです。)
このあと4:10頃にチケットの列にも並び、4:40頃にチケット売り場がオープンしました。

去年(8月のお盆が終わる土日)ほどではありませんが、それでもバスの順番待ちのザックはたくさん並んでました。

始発は5:30なのですが、この日は5:15から運行開始されました。
僕は先頭から25番目でしたが、1台目に乗車できました。

北沢峠〜甲斐駒ヶ岳山頂まで

6:00ごろに北沢峠到着。ストレッチはエネルギー補給をし、6:16から登山開始!エネルギー補給はいつもアミノバイタルプロを利用しています。

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僕の場合、これを飲むのと、飲まないとでは、登山のパフォーマンスに大きく影響がでます。後ほど記載しますが、帰りで飲み忘れてバテバテになった場面がありました。。。

最初はこのような登山道をしばらく歩くことになります。割と勾配があって、楽ではなかった・・・。

1時間ほど歩くと、空が開けてきて、稜線に出ます。寝不足もあり、ここまでかなり苦労しました。
僕の場合、後ろにペースの速い人がいるとプレッシャーを感じてしまい、自分のペースも速くなってしまいます。さらに、寝不足で頭痛がひどく、引き返そうとも思いました。
途中から諦めて後ろの人に先を譲り、自分のペースに戻したことと、稜線に出て良い景色を見たとたん、すっかり回復してしまいました(笑)

双子山到着!1時間30分のコースタイムのところ、1時間9分で登ることができました。頭痛の不調もありましたが、自分のペースでもコースタイムよりも速く到着ができました。後ろに人がきたら、さっさと譲ることが大切ですね・・・。

双子山にくると、甲斐駒ヶ岳の姿も見ることができます。
うーん・・・・遠いな!!!(かっこいいよりも、遠いなぁのが先に出てしまいました)

双子山〜駒津峰までは、開けた稜線上を歩きます。ハイマツがとても綺麗です。
ただ、ガレガレになっているので、歩きにくいです。(転倒注意!)

駒津峰に到着。北沢峠からここまで、結構な急登続きだったような気がします。
のんびり登りたい時は、仙水峠経由をおすすめします。

駒津峰からみる甲斐駒ヶ岳。うーん・・・まだ遠いな!!
ただ、ゴツゴツしててとても迫力があります。仙丈ヶ岳が女性的な山、甲斐駒ヶ岳が男性的な山とよく言われますが、その通りでした。
このときは8時10分だったのですが、もう山頂に人の姿が見えます。(山小屋やテント組ですね。)

駒津峰をすぎると、本格的に岩の上り下りが始まります。今日はこの後の六方石の分岐で直登ルートを予定しているので、ヘルメットの準備です!

六方石の分岐に到着です。この分岐の目印を見落とさないように注意が必要です。前の人にそのまま付いて行ったら、実は直登ルートだった・・・ということがないようにしましょう。
直登ルートですが、最初から結構の高さの岩をよじ登ることになります。最初のよじ登りできついなぁと感じたら、巻道ルートに戻りましょう!!

山頂までかなり高度感があります・・・。本当に40分(YMAPのコースタイム)で着くのか・・・?

途中、こんな所も歩くことになります。3点支持で登れば問題なく登ることができます。風が強かったり、雨が降ったりした日は、直登ルートはやめた方が良いでしょう。。。

直登ルートは、巻道ルートの登山者を上から見ながら登ることができます。

直登ルートで約40分ほどで山頂に到着です!!!いやーー疲れました!!
直登ルートは結構しんどいです。
大きい岩を登るたびに、何回か立ち休憩をしてしまうほど急登でした。
山頂からは、いろいろな山を見ることができます。
仙丈ヶ岳、北岳、八ヶ岳、はよく見えますし、天気が良いと富士山も見ることができます。
1時間ほど休憩して降り開始です(・ω・)

甲斐駒ヶ岳山頂〜北沢峠まで

降りは巻道ルートで下山開始です。最初は砂地のような、ザラザラとした場所を降ります。直登ルートに比べれば、ルートそのものは安全なのですが、浮石が多く、落石が注意なルートです。実際に前を歩いていた人が拳ぐらいの石を転がしてしましまいた。私も、
「らぁぁぁぁぁぁぁぁっく!!!!!」
と叫ばしてもらいました(・ω・)幸い、落石に衝突する人はいませんでした。
巻道ルートでもヘルメットはあった方は良さそうです。

※みなさんも落石をしたら(見かけたら)「落石!」もしくは「らーっく!」と必ず叫びましょう。



巻道ルートからみた直登ルートです。急登である様子が感じられます。
岩で休憩している人も見えました。

この後、体力が限界で、仙水峠付近まで写真を撮ることができませんでした。

六方石分岐まではよかったのですが、駒津峰までの登り返しが辛すぎて、何回も休憩することになってしまいました。
しかも、山頂でアミノバイタルプロも飲み忘れ、ヘロヘロになりながら駒津峰まで戻りました。

駒津峰では、アミノバイタルプロでエネルギー補給し、辛すぎて20分ほど立ち上がることができませんでした。

この写真は駒津峰から仙水峠までの降りで見つけたものです。
なんか盆栽みたいなウネリですね(・ω・)
駒津峰から仙水峠の降りは結構な勾配で、こっちのルートも登りは辛そうです・・・。

甲斐駒ヶ岳山頂から2時間かけて、仙水峠に到着です。
アミノバイタルプロが効きはじめ、ここに到着するころにはピンピンしていました。仙水峠の分岐を南に1時間20分登ると栗沢山にいけるようです。

仙水峠からの甲斐駒ヶ岳です。この角度で見えるほどなので、仙水峠から駒津峰は結構な勾配だったのでしょう・・・。

仙水小屋〜仙水峠では、岩雪崩があったかのような光景が見られます。
一見歩きにくそうなのですが、緩やかな坂になっているため、割と歩きやすかったです。

こちらは仙水小屋です。山小屋のスタッフのお昼休憩でしょうか。
残念ながら、登山者が休憩できる場所がありませんでした。売店みたいなところも無さそうでした。
ロープが貼られていて、山小屋の敷地内に入ることができませんでした。(昼間だけなのかな?)
仙水小屋付近は道も狭く、休憩場所として期待してはいけなさそうです。

仙水小屋から北沢峠までは、沢を降るような感じでした。
途中、ダムのような物体が何回も登場します。最初に見た時は橋と勘違いして、渡ろうとしてしまいました・・・。

ここは長衛小屋です。とても開けた場所で、キャンプ場みたいな感じです。
隣には大きなテント場があり、この日も100個くらいのテントが貼られていました。
いつかテント泊したいな(・ω・)

13時16分に北沢峠に到着しました。
長衛小屋からここまでの上り坂が地味にキツイです。ハァハァ言いながら登っていました・・・。
コースタイムは10分で、実際のタイムも10分程度だったのですが、体感時間は20分でした・・・。

バス到着時間までは、こもれび山荘に立ち寄って、登山バッチを購入しました。
昨年、仙丈ヶ岳に登った時に買い忘れたので2つ購入しました。

甲斐駒ヶ岳の振り返り

コースタイム的に、仙丈ヶ岳とそんなに変わらないだろう〜と思っていましたが、甲斐駒ヶ岳のが圧倒的にキツイです。
北沢峠から山頂までの距離は仙丈ヶ岳のが長く感じますが、甲斐駒ヶ岳の方がアップダウンが激しいのと、降りに、登り返しがある点で辛いと思います。
(特に六方石分岐から駒津峰までの登り返しは、完全に殺しに来ています。。。)

あと、駒津峰〜山頂間は滑落しそうな場所がしばしばあるのと、落石注意箇所がある点で、ヘルメット推奨です。直登ルートはほぼ必需品かと思います。
そういった面で、甲斐駒ヶ岳は迫力があり、面白い山だなと感じました。

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